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二ヶ月弱で行政書士試験を独学で合格した人の勉強方法等

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こんにちはすーです。


今回は、前回の続きである、
行政書士を2ヶ月弱で合格した勉強方法についてまとめていきたいと思います



前回の続きになっておりますので
前回の記事から見ていただけると幸いです
↓リンク





勉強方法


私は社労士試験終了後から勉強を始めたため、必然的に2ヶ月弱しか時間がありませんでした。
また、社労士試験終わった解放感で、休憩期間を設けてしまったのと、行政書士試験の勉強してる最中に、今後取得予定だった税理士を合格すると、行政書士の資格も手に入るということを知り、モチベが下がっていた期間もあったことから、実際の勉強期間は2ヶ月くらいだったと思います。


なので、限られた時間の中、コスパ良く勉強を進める上で、下記にあげるポイントを意識しながら勉強しておりました。


  1. 民法、行政法を中心に学習!
  2. テキストに書き込みをしない!
  3. テキスト・問題集の浮気をしない!
  4. 5肢択一>>記述式>多肢選択式


この4つを挙げさせていただきます。


そして、最後に全体的な勉強の流れを説明して終えたいと思います。



1.民法、行政法を中心に学習!


行政書士試験は


法令科目

  • 民法
  • 行政法
  • 憲法
  • 基礎法学
  • 商法・会社法



一般知識科目(令和6年から基礎知識科目?)


一般知識、行政書士法等行政書士業務と密接に関連する諸法令、情報通信・個人情報保護及び文章理解
(令和6年試験一部改正 行政書士HPより)


令和5年度までは

  • 政治・経済・社会
  • 情報通信・個人情報保護
  • 文章理解


に分かれております。



そして、タイトルにもあるように
民法、行政法を中心に勉強する理由は点数配分にあります。


民法:76点

  • 5肢択一が9問→4点×9問=36点
  • 記述式が2問→20点×2問=40点


行政法:112点

  • 5肢択一が19問→4点×19問=76点
  • 多肢選択式が8問→2点×8点=16点
  • 記述式が1問→20点×1問=20点


となっており、この時点で300点満点中188点占めていることになります。
なので極論を言ってしまえば、180点合格の行政書士は民法と行政法のみ勉強し、基礎知識科目を基準点である4割以上取ってしまえば合格なのです。


ちなみに他の科目の配点は


憲法:28点

  • 多肢選択式が4問→2点×4問=8点
  • 5肢択一が5問→4点×5問=20点


基礎法学:8点

  • 5肢択一が2問→4点×2問=8点


商法・会社法:20点

  • 5肢択一が5問→4点×5問=20点


一般知識科目(基礎知識科目):56点
去年までは(令和6年から内容も変わる?)

  • 政治・経済・社会:5肢択一が7-8問→4点×7-8問=28-32点
  • 情報通信・個人情報保護:5肢択一が3-4問→4点×3-4問=12-16点
  • 文章理解:5肢択一が3問→4点×3問=12点


となっております。


なので、私は、民法と行政法を中心に学習し、
基準点割れないよう、一般知識の中でも対策しやすい情報通信と個人情報保護法の勉強、政治経済社会に関しては憲法と被る部分が多かったので、一般知識対策として憲法の勉強をし、ついでに法令も対策できたらと考えて学習してました。



また、それぞれの科目について
私なりの感想・コメントを一言!



法令科目


民法
一番身近な法律のため、勉強してて楽しかったし、入り込みやすかったです!
しかし、だからこそ難しさはありました。
先取特権が私は苦手でしたね。
あとは、根抵当権は最初何言ってん?って感じでした。実際は簡単なんですけどね!
民法は暗記科目というよりは理解科目と思います!
記述の配点が高いので、応用力効かせるために、理解を深めましょう!



行政法
こちらも個人的には楽しかった法律です。
行政に関して全く知識なかったので、なるほどなるほど!って感じで勉強してました。
また、行政不服審査法という法律があるのですが、そちらは社労士の勉強で、ちらほら出てきており、実際なんなのかよくわからなかったのですが、行政書士試験の勉強で空白になってたピースが埋まってスッキリしてよかったです。
後、多肢選択式対策として、判例もチェックしといた方がいいです!
全体的に苦手を作らず満遍なく勉強しましょう!
一番時間かけた法律ですね!
こちらは暗記重視で頑張りましょう



憲法
マジつまらん!!
一番やりたくなかったのが憲法です。
しかし、一般知識にもちょくちょく憲法絡んで出題されるので、政治に関わってくるところら手をつけた方が良いかなって思います。
あと、判例重視して勉強してください。
むしろ、判例のみで良いかもしれないですね憲法は!時間取れない人は特に!


ちなみに私は
私は本番の試験で憲法0/28点でした笑笑
それでも受かるので、やりたくない人捨てましょう



基礎法学
何出るかわからないし、その場でノリで解ける要素が強いです。
無理に対策しなくて良いと思います。



商法・会社法
株いじってる人とか経営に携わったことある人とかは得意なのでは?と感じる法律です。
私は、株を結構いじってますし、経営にも興味あるので、イメージつきやすく得意にしていた法律でした。
しかし、問題の難易度が高く、配点も20点と低いので、深追いは厳禁です。
基礎的なところを抑えて、問題を一通り解くくらいにしましょう。
勉強するとキリがなくなる法律かなって思います。




一般知識科目(基礎知識科目)
足切り基準点設けられですが、あまり意識せずとも、この基準点割れて落ちるってことは少ないと思います。
意外と点数取れるのが一般知識科目です。



政治・経済・社会
実際対策難しいです。テキストに書いてあることではなく、普段から政治経済社会の情報にアンテナ立てとくと良いでしょう。
今年のトレンドが出る可能性が高いので、なにか大きい動きあったらそれを要チェックしておくと良いでしょう。



情報通信・個人情報保護
法律を覚えるだけなので、一番対策立てやすいです。
足切り基準点割れないためには、まずこの法律を覚えて、運ゲーを回避しましょう。



文章理解
小学校レベルの国語の文章問題です。
ほんと簡単です!過去問や問題集で一度も間違えたことなかったので、それほど簡単です。
文章理解苦手な人は、小説など普段から読んでみるといいかもしれません
ここで12点絶対死守しましょう。






2.テキストに書き込みをしない!


これに関しては、試験まで時間があまりない方限定です。
テキストに書き込むと、書き込む作業がまず時間ロスになってしまうことと、情報が発散してしまい、覚える量が単純に多くなってしまうことです。
出版されているテキストには、大体必要知識は全部書いてあります。
さらに行政書士試験は、基礎問題をしっかり押さえておけば、受かるような仕組みになってます。
無理に応用問題にまで手を出さなくて良いのです。


なので、テキストに書き込んだとしても、わからないところの補足や重要事項の線引きのみにしましょう。


ちなみに、私はなにも書き込みしませんでした。





3.テキスト・問題集の浮気をしない!


テキストに関しては絶対浮気しないでください。
最初に買って勉強に使ったテキストを最後まで使い続けてください。
人間は9割目で見て暗記します。さらに、暗記する際、このページのこの辺に、この文章が書いてあったなって感じで、写真暗記していることが多いです。
要するに複数のテキストを使うと、このページのこの辺に書いてあったの引き出しが増えてしまい、肝心な試験で、必要な引き出しを引き出せない可能性が増えてしまいます。
また、テキスト複数使って穴を無くしたいと考えるのであれば、その一冊のテキスト丸覚えしてからにしましょう。


問題集に関しては、試験まで時間がない方限定です。
問題をやればやるほど力がつくのは事実ではありますが、その分覚えることも増えてきます。
なので、市販されている問題集を使うのは1種類のみ。
そのほかは過去問のみ回していきましょう。


また、直前期(1ヶ月くらい前)からは、時間をかけて勉強した方も共通で、新しい問題集を使うのはやめましょう。
直前期にしっかり覚えたことは、試験日でも忘れていないことと言われています。
なので、今まで解いた重要な問題や項目を中心的に学習し、知識を定着させましょう。
逆に直前期に、必要以上の知識を詰め込むことは、今まで勉強した重要なことを忘却させてしまうリスクを高めてしましますので、注意して学習しましょう。







4. 5肢択一>>記述式>多肢選択式


まずは配点が高い順に優先して仕上げていってください。
なので、5肢択一、記述式、多肢選択式の順に問題対策していきましょう。


5肢択一
5つのうちから正しいもの一つ選ぶ式なので問題演習あるのみ!!
そして、この手の問題は、問題を解くたびに、インプットした知識が定着していきます。
しかし、解答をそのまま覚える様な問題の解き方はやめましょう。


問題は間違えて良いのです!


解説をしっかり見て、
「なぜ間違えたのか」
「論点はどこか」
「問題作成者がこの問題で問いたい意図はなにか」
この三つを頭に入れ、問題を解く様にしましょう。
そうすれば、すぐ問題を解ける様になるし、テキストを読む際、重要論点を意識して学習することができ、より効率の良い学習ができると思います。


記述式
記述で問われる内要は基礎的なことが多いです。
テキストの内容を、理解し暗記することが一番の記述対策になると思います。
さらに、行政書士の記述問題は、複数の論点がそれぞれしっかり記載されているかが肝になってきます。
逆に言ってしまえば、完全にわかっていなくても、その論点を1つでも記載すれば部分点がもらえるわけであります。


なので、記述対策は
「まずはテキストを理解し暗記する」
「問われていることに対しての論点を分解し、文章化する力を身につける」
ことです。
問題をひたすらやることが対策ではありません。



多肢選択式
こちらは判例から問われることが多いです。
さらに問題の20個の選択肢から、4つ選択するため、そのノウハウを身につけるためには問題慣れが必要でしょう。


なので対策としては、
「判例を読む」
「問題形式に慣れる」
ことです。




最後に私の行政書士勉強はこのように行いました。


まずはTACテキスト一周

TAC問題集

TACテキスト(民法、行政法のみ)

TAC問題集(民法、行政法のみ)

TACテキスト(民法、行政法のみ)

TAC問題集(民法、行政法のみ)

TAC記述問題集(記述のノウハウを学習)

TACテキスト(民法、行政法のみ)

TAC問題集(民法、行政法のみ)

最後の仕上げで、全体的にテキスト読む



そして、この流れの中に、毎日30問くらい過去問アプリ(行政書士 過去問 2023)を使用して寝る前や通勤等の電車の中などを利用して、過去問の一問一答を行なっておりました。
この一問一答は全体的に解いていたため、全科目行っておりました。



以上で
行政書士試験を2ヶ月で突破した勉強方法を終えたいと思います。



最後までご覧いただきありがとうございました!
皆様の合格を心から祈っております。


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